市民農園で畝立ては必要?

入門編・市民農園を楽しむ

自分が通っているコトモファームでは初回講習で天地返し、畝の作り方を教えてくれます。

最初はそうか、そうかと楽しくできますが、、、天地返し、畝作りってしんどいですよね。

自分はしんどくて2回目以降、その作業を省こうかと考えて色々調べたのですが、やっぱり畝立ては必要なんですよね。

この記事では、畝立てをしなければならない理由と 初心者が間違えやすい畝の作り方について紹介します。

尚、天地返しの必要性については、また別途記事を作りたいと思います。

畝立てする理由

まず畝立てをする理由は以下の2つだと思います。


1. 畑の間取りを決めて 野菜を植える場所と自分の作業場所を分けるため
2. 畝に高さを作り 水はけをよくして野菜の成長を促すため

もし畝がなかったら、どこに野菜を植えたか忘れて種、苗を踏んでしまいますよね。それに加えて野菜によっては水はけをよくした方がより美味しく育つものがあるから畝を作っていると自分は理解しました。

えっこれだけの理由という気もするので、畝は作った方がいいのですが余り気張らなくてもいいのかなと今は思っています。

1. 畑の間取りを決める

畝によって畑の間取りを決めると書きましたが、畑の間取りは自己流ではなくて菜園で教えてもらったり、本に書いてある通りにするのが無難です。

自分はコンパニオンプランツだとかいって菜園で教えてもらっている畝幅よりも30cm程大きな畝を作ったことがありますが畝の真ん中に植えた野菜が手に届きません。。。そのため作り直したことがあるくらいです。

参考までに菜園で習った間取りは以下です。基本はこれを守るのがいいです。

1. 1畝の畝幅は 65cmくらい
  畝の端から畝の真ん中にある野菜に手が楽に届く距離。畝の真ん中の雑草も刈れる距離。
  どんな野菜でもこの畝幅なら根が広がっても大丈夫。

2. 畝と畝の間は30cmくらい
  自分が畝と畝の間を通ったり、しゃがんだりできる隙間を確保する。

3. 畝は南北方向に作る
  太陽が東から西に沈むので野菜が太陽の光に均等に浴びられるように。

2. 畝の高さ

水はけをよくするために畝に高さをつけたほうがいいです。

一般的には畝高さは 10cm程度といいますよね。なので、それを守ればいいんだと思います。

例外は、一般的な夏野菜だと以下です。
・トマトは 乾燥を好むので 土の水分が少なくなるように畝を高くした方がいい。
・ナスは 水気を好むので 土の水分が多くなるように畝を気持ち低めにした方がいい。

実際の畝の作り方での注意点

実際の畝の作り方は、ネットを見てもすぐに分かると思うのでここでは割愛します。

なのでここでは自分が過去に失敗した注意点だけ書いておきます。

1. 土を掘って畝を作らない"
 畝を作りましょうという言われるとつい古墳みたいな山と溝を作ってしまいますが、、、
 畑に溝ができるとそこに雨水がたまってしまいますので、水はけをよくするために作った畝が台無しです。
 結構やりがちな失敗なので注意しましょ。

2. 特殊な畝幅はなるべく作らない
 畝は一度作るとそこに野菜を植えて育て、収穫したらすぐにまた野菜を植えてを繰り返すことになります。
 そうすると畝幅を変えることって意外とできないです。
 畝幅を変えたくても隣の畝ではまだ野菜があるからできないみたいな。。。
 そのため畝幅は全ての畝で均一にしておいたほうがいいです。

まとめ

今回は畝作りについて記載しました。

畝を作ることによって、野菜を育てる場所と作業場所を明確になり畑の間取りが決まります。

また野菜を育てる場所を若干高くすることによって水はけがよくなります。

今まで色々な人がトライした結果で畝幅、高さは決まっているので自己流に走るのではなく習った通りにするのが無難です。

畝を作って 元気な野菜と自分の居場所を作りましょう!!